TOKYOと東北

先日ある視察研修で上越市に行く機会がありました。上越市の市民プラザと言う所に立ち寄りましたが、そこで福島県浪江町の広報「なみえ」9月号が置いてあったので持ち帰ってきました。

編集は二本松市内にある浪江町役場の復興推進課です。浪江町の現在の人口は19,561人ですが、福島県内をはじめ多くの人が避難生活を送っています。1ページ目を開くと”復興に向けて”の記事が載っていました。今年度は復興を実現していくための課題解決を模索していく「町民協働による進行管理部会」と、まちづくりの整備方針の具現化を図る「まちづくり検討部会」に分かれて復興計画策定委員会の体制をスタートしたという内容でした。

ハード部分・ソフト部分いろんな計画に町民委員という委員の人たちと町の職員委員が携わっています。

ここでも協働という言葉が使われていますが、ふるさと再生に向けての浪江町の取り組みは本当に大変なことと推察します。

私たちの魚沼市ではどうでしょう。自然豊かなふるさとはどっしりと存在しています。昨日9月11日で東日本大震災から2年半が経過しました。2020東京オリンピックの開催が決定し、日本中が喜びに沸く中で、東北の人たちのことを忘れず、なおかつ自分たちの足元のまちづくりをみんなで考えて行動していきたいものですね。