第5回福祉健康部会
第5回 福祉健康部会 活動報告
◇日 時 平成22年11月18日 午後7時
◇会 場 小出庁舎 3階 「301会議室」
◇進行:N・Y
◇内 容
1.開 会(午後7時00分)
2.部会長あいさつ
3.視察報告(山古志コミュニティバス)
4.議 事
(T O)山古志のコミュニティバスの問題点として補助金の継続がある。補助金がなくなって地域で運営することになると多額の会費が必要になる。
(S T)交通弱者を救うことはまったなしである。市民の自力で何ができるか考える必要がある。皆さんから知恵を出していただきたい。ねむの会やかけはしをモデルにその取組みを全市展開した方が良い。行政も周知するためのアピールなどで応援をしてもらいたい。
(S Y)私達が抱えている問題を山古志で解決できているわけではなかった。平均すると1回の運行で2人しか乗っていないようだ。それを自分達で負担するのはかなり大変である。
(T O)会員になることによって団体としてまとまっての移動などにも使える。どんなことにも利用ができるわけなので、上手く利用する方法も考えなければならない。
(H M)山古志ではバスの予約制に問題はなかったか?
(S T)予約も慣れたようだが、本当に必要としている高齢者などは電話予約など含め、利用すること事態が難しいと思う。民間のバス停は4条路線であり資格がないと運行できない。ねむの会も運送だけだと赤字になり介護などといっしょにやっていかないとだめである。法的な壁も問題になってくる。
(E S)皆が声をあげて、そのような矛盾をなくすようにしなければならない。
(S Y)住民が望んでいるサービスに応えられない法律になっている。
(S T)ねむの会やかけはしは法の隙間で何とか運営している。これをどのように広げるかが大事。入広瀬などからタクシーにのって病院に行くのはまず金銭的に大変という問題がある。交通弱者問題は行政の広報・各集落の視察・地域がバックアップするムードづくりが必要である。
(S Y)運営で具体的に何がネックになっているかをもっと知りたい。
(S T)日を決めての集落単位での運行なども考えられる。
(S Y)利用者が安く乗れる方法をもっと考えていかなければならない。
(S K)障害者の方で少し介助してもらうとバスを利用できるという話しを聞いた。
(T O)ねむの会では公共交通機関の利用が困難な障害者を旅客の範囲としている。
(S T)行政が認識しているタクシー等の公共交通の利用が困難な人にはお金がないということが含まれていない。今そのような人の受け皿はない。
(H N)長岡や南魚沼ではバス送迎をしている病院もある。小出病院だけを中心に考えずに、病院送迎の請負をすることなども良いのではないか。要介護1・要支援2などで近くに店がなく買い物に出たいがお金の面で遠くに行けないという人は多い。大きなスーパーなどに行けるルートも必要とされている。
(S Y)病院やスーパーなどへのコミュニティバス送迎は可能なのだろうか?
(S T)無料であればできる。
(S Y)基幹病院の近くにスーパーなどできれば、日を決めての直通バス運行があれば便利である。
(M A)入広瀬は今まで無料だったのが400円かかるようになった。今は若い人が近くにいて送迎してくれる場合もあるが、これから高齢化がさらに進むと不安である。
(E S)総合特区など新しい法制度では望んでいることができる可能性がある。皆で声を出していくことが大事である。バス・タクシー会社と連携していく必要もある。隙間運行の実績をつくっていくことが特区へもつながっていくと思う。
(T O)本当は福祉運行に反発しているタクシー会社がNPOなどを立ち上げて福祉運行部門を扱ってくれればそれが一番良い。
(S T)タクシー会社は現実的には競合できないと思う。福祉運行はボランティア部分が必要。
(E S)こういったことを皆が勉強するための行政支援が必要だと思う。
(S T)寄附者を募って、できる地域からきめ細かいサービスの実績をつくれればと思う。
(M A)私はここに来てかけはしの話を初めて知った。このような活動を行政からもっとPRしてもらうように働きかけた方が良い。
(S K)障害者にとって路線バスは乗りづらい。乗り換えもつらい。
(T O)ねむの会でもヘルパーの助けが必要な人もいる。そういった人がタクシーに乗るのは大変。
(S T)タクシーは待ち料金などもどんどん上がっていく。運転手が介助する場合はそれなりの資格が必要になる。(有料の場合)
(T O)福祉車輌であれば資格は必要ない。ボランティアであれば介助できる。
(A K)入広瀬は病院への通院が一番の問題である。それほど切実ではない人が高齢者の話をしている。本当に困っている人は直接話を外に出せない状況。本当のところは伝わっていない。
(T O)地域審議会などで審議したらどうだろうか?
(S T)やはり一気に物事は進められない。一つづつ着実に積み上げないとだめだと思った。
(Y N)法律など知らないことが多い。勉強したい。
(H N)守門診療所の医師など充実すれば、入広瀬・守門の人達の通院問題も解決するのではないか。
(Y N)交通の問題も医療問題と関連してくる。病院のことも話し合ってみてはどうか?
(Y N)守門診療所充実の意見は賛成だが、ある程度医者の数を増やす必要がある。医師不足の中、現実的には難しい問題になってくる。
(H M)病院問題は市民だけで何とかできることではないので、予防としての健康づくりや医療の上手なかかり方など市民でできることから考えてみたらどうだろうか?
(A K)各地域に健康指導などができる人がいると良い。普段からできる健康法が大事。保健師さんなどがきめ細かに来て指導してくれるとありがたい。
(A K)こういったことは市民自ら取組めそうなことである。横のつながりをつくると良い。
(Y N)1つのことだけに偏るのではなく、いろいろなテーマを話し合うようにしてはどうか?分科会をつくって進めるのはどうだろうか?
(S K)各分科会でそれぞれ集まるのは大変になると思うので、次回はまず福祉交通、医療、健康の3つ程度のテーマで同会場にて班(分科会)で話し合う方法でどうでしょうか?
※次回は各テーマ別の班に分かれて話合いを予定。