第8回福祉健康部会
第8回 福祉健康部会 概要
○日 時 平成23年2月15日(火) 19:00~
○会 場 小出庁舎 3階 委員会室
○内 容
1.上村医師より、魚沼市の医療・福祉・健康について講義
(1)医療
- 検診受診率が下がっている。市内で検診を受けられる会場が減り、交通手段を持たないお年寄りが行きづらくなっている。もっと市民が受けやすい方法にしなければならないが、予算がなく、割増料金を貰わなければできない。
- 堀之内病院や守門、入広瀬の診療所は、利用者が減り、赤字が増えている。理由は、市民のニーズに応えていない。それ以前に市民の意見を伝えるシステムがない。夕方診療を行うと、夜間に病院に来る人が減る。夕方にしか来れない市民のニーズに応えることができれば、夜間診療による病院の負担を減らせる。このように市民の意見を吸い上げるシステムを作らなければならない。そうしないと、新しい病院を作っても意味がない。
(2)福祉
- 家計や生活に負担になるような医療を断ることも大切。経管胃ろうというものがある。胃に管を通し、直接栄養を流し込む方法。口から食べ物を食べなくてすむ。しかし介護、経済的に大変負担がかかる。お年寄りが老化によってこのような状態になった時、簡単に延命処置をすることは、家族にも本人にも大きな負担となる。医師はきちんとした情報を持っているので、ちゃんと相談して決めることが大事。
(3)健康
- 禁煙がなかなか進んでいない。喫煙防止条例をつくり、魚沼市全体で禁煙を行っていくことも大切。
- 地域医療学校については、少しずつプログラムを増やしてやっていく予定。市民の皆さんからも、是非意見などを出してほしい。
2.第3回全体会について
(1)報告書の様式について
- 資料のP3以降は意見であり、結論ではない。P3~P5の意見を絞って、この部会の取り組み方と報告したほうがよいのでは。ある程度の結論を出すことは必要だが、重要な部分だけ出すべき。現在までの結論を全て出そうとしても、理論ばかり先走ってしまう。
また報告書の中で、部会員の名前やイニシャルは外したほうがよい。 - 部会全体の意見として報告するので、イニシャルはいらないと思う。
- 報告書の案の中で、下線を引かれている箇所がいくつもあるが、違和感があるので無いほうがよい。
- 様式については、報告書の案の中にあるように、四角で囲まれた中に簡潔にわかりやすくまとめたほうがよい。また最後のまとめとして、今後取り組みたい内容等をわかりやすくのせたらどうか。
- 四角の中には、参加していない人がわかるように、わかりやすくインパクトのある内容にしたほうがよい。できれば、最終課題のようなものものせたらどうか。
- 報告書は4枚にまとめるので、補足資料はいらないのではないか。
- 今回は中間報告なので、補足資料はいらない。
(2)部会の目的・テーマについて
- 部会の目的・テーマについて意見はどうか。
- 特に決まっていないのであれば、あえて入れないほうがよい。
- 第2案のほうがよい。一部文章同士がつながらない表現があるので、修正したほうがよい。
- 文末は、貢献しますより、取り組みますのほうがよい。
- 基本条例から外れないようなテーマのほうがよい。
(3)その他
- 第3回全体会には、是非市議や市の幹部にも出席してほしい。今後提言したことを、少しでも取り上げてもらえるようにしてほしい。
- 役員会や事務局に伝えたいと思う。