第8回教育文化部会
第8回 魚沼市まちづくり委員会 教育文化部会 概要
○日 時 平成23年2月15日(火) 午後7時~
○会 場 小出庁舎 3階「委員会室」
○内 容
1.あいさつ
2.第3回魚沼市まちづくり委員会全体会について
- 魚沼市地域振興センター(チラシ参照)
- 平成23年2月27日(日) 13:30~16:30頃
- 『食から考える地域づくり ~秋田横手やきそば来る』
- 各部会中間報告における報告者は部会長にやってもらう
3.教育文化 絞り込んだテーマ「学力向上」・「コミュニティ教育」について
- 2班に分かれて
(1)テーマからの提言内容について
(2)テーマを実現するための活動内容について
第1班
テーマ:(1)コミュニティ (2)学力向上
*特にテーマ別に絞っての話し合いはせず、思いつくままに各々の意見・考えを述べました。
- 学習の場の整備がまずトップ
→地域コミュニティとの関わりが大事 →達人がいっぱいいる →体験の機会を増やす
→利用する手段が見えない
→人づくりのための教育環境の整備が必要 - 堀之内幼稚園の検証
→それらを参考に考えたらどうか
→環境を整えることは必要
→法的な制約があるのか? - ゆとり教育への弊害もあるのではないか
- 子どもは忙しい
→親が悪い - 学校で習うことできないときに、それを教えてくれる人がいない
→学童保育
→図書館の整備 - 放課後の時間が少ない
→1年生でも6時間の授業をしている ←外国に比べると学習時間が少ない - 土曜日の授業を復活してほしい
→現状は、子どもたちがアップアップ
→平日の時間(自由時間)が増える →子どもに自由時間を増やす
→土曜日の月2回の授業の試行
→授業時間について提言ができないか - 教え方にも楽しさが必要
→小中学校再編時に各学校の特色を出す
→暗記ではなく、興味をも持たせる教え方をできる先生が必要 - 先生は毎日が忙しい
→先生が「疲弊」している →現状がわからない →教師との交流 - 親が変わらないと子どもも変わらない
→親が子どもを教えられない
→昔に帰らないとダメではないか - 小学1年生を教える先生が本来教えなければならないことを教えていない
→保育園や幼稚園で教えてもらっていると思っている
→「だれでも最初は初めて」の気持ちをもって子どもに接する
→初めてのことは「キチン」と教えてもらう ← 教える - 不変な物は不変である → 常識を常識として知らない
- 男(父親)が家の中でも働く必要(べき)がある
→女性も外に出て働いている
*PTA(保護者&学校)・地域との話し合いが必要
→ 先生と地域の人達が話し合える場が必要 →ふれあいの場
→ 子どもは地域で育てる意識が大切
→ 学習(地域での体験交流=ものづくり等)
第2班
テーマ:コミュニティ
- 寺子屋にて勉強の仕方や方法を教える。ただ勉強をやれ!ではついていけなくなる。
→寺子屋にカリキュラムをつくるような仕組みづくりが必要
まちづくり委員会で寺子屋の仕組みの検証及び各寺子屋の発表の場を設ける。 - 積極的な地域・伝統行事参加
→ただ休みにするのではなく得るものがないと
ex)稲刈り休み・・・稲刈りという目的があるため - 湯之谷,小出は地域性なのか伝統伝承の意識が低い。広神,守門,入広瀬はつながりが強いように思う。
- 寺親屋も必要ではないか。
- 魚沼市に独自で暦に沿った休みを設けたい。(例えば小正月)
→市へ要望をあげるが、先生の代表である校長会が反対しているらしい。
↓
校長会と意見交換会を設けてはいかがか。そこを突き動かせば他の事象もクリアになる。
魚沼連休 14日とりおい 15日小正月 16日休み - 伝統文化を学ぶ環境整備,部活より地域活動を重視する。
- 大人にコミュニティ活動を理解してもらう。
→できたばかりでコミュニティ活動が理解されていない。コミュニティの話をすると怒り出す方もいた。
ex)愛知県豊田市はトヨタ自動車のカレンダーで動いている。やろうと思えばできるはず。暦がずれたら意味をなさない。 - 仏事を伝承,継承していく。
→例えば墓参りは人の生命,ご先祖様を大事する。お盆の迎え火、送り火も同じ。 - 宗教事は学校が担えないのでコミュニティがやる。
- 土日が休みで生活リズムが崩れてしまい、翌週に悪影響を及ぼす。
→金曜日は夜更かしして、土曜日は半日寝ていたり、無駄な場合が多い。
→金曜日に宿題を終わらせて、土曜日,日曜日をダメにしてしまう。
テーマ:学力向上
- 読み書き
→ゲームが上手だと、PCエンジニア等に向いていると考える親がいる。決してそうではない。
ex)若い人がボケる事例が出ている。
→インターネットで情報を貼り付け、出力するだけで考えない。米国では警告事例も - 見ること(芸術作品でも何でも)
- 造ることが大事
→時間をかけて作ることが少ない。結果をすぐに求める。プロセスを大事にしない。 - こどもは体を動かすこと(グラウンド1周程度で構わない)。-大人も必要!
- 人と面と向かって話す場を設ける。―国語力を上げるため
- 民間感覚を学校教育に導入する。
→新潟市で元客室乗務員が校長先生になっている事例。なかなか厳しい状況。 - 最初から全体でうまく行うことを目指さず、成功事例をつくることを目指す。
→綿密な下準備,ピンポイントのため進めやすい。必ず成功させる。 - 学校教育ではないが、子どもを老人ホームに短期訪問はあるが、地域でそのような活動は進められないか。
- 昔は学校と地域は別という方針だったが、今、学校は地域で育てる傾向にある。
→昔はみんなが親。怒られ、褒められが、今は隣人ですら会わなくなっている。 - コミュニティの中で一点突破で進めてはどうか。寺子屋の教育システムをコミュニティ権現堂で進められるのでは。体育協会,文化会館もあるが、双方向でやるのがよい。
- 楽しさがないとだめ。
今泉で結の灯りというイベントを行う。遊ぼう,楽しもう,造ろうをコンセプト。
→東小学校に出向き、ポスターを掲示してきた。子どもたちも参加して、成長していき、伝承していければいい。 - 神社は1日,15日はお参りしていたが、今は二年参り,お盆だけになっている。
- 神社の役割は今、文化会館が役割を担っている。→集まって、踊り舞う。楽しさが必要。
- まず、昔の時代は引継ぐのが重要だったが、今は引継ぐ(伝承)がなくなっている。
- ゲームでは生き返る。現実はそうはいかない。
- 小学5年生で縄がなえない子が多い。‐小学校の稲刈りで余った藁を使用。
- 干溝歌舞伎は地域の住民以外も取り込んでやることでうまくいった。
- 守門の細野のかぐらの方々は教える方が高齢になってしまい、伝承が難しい。
- かぐらは広神の小平尾や田中は積極的。会をまとめていくのは大変。支える方も同じ。
- 研修に行く-通知表がない学校が存在し、とても教育レベルが高いとのこと。
→われわれは通知表に縛られていたかもしれない。 - 保育園は70名から80名が望ましい。小さい子どもは同じ先生が見てくれるのがよい。