第3回地域産業部会

第3回地域産業部会 議事録

○日 時   平成23年8月18日(木) 19:30~

○会 場   小出庁舎 3階 301会議室

○内 容

1.部長あいさつ

 

2.提案書について、商工振興室より説明

(1)雪中貯蔵食品の開発促進について

  • 市内の施設として、銀山の夏の雪まつりが行なわれている会場の地下、福山の森林体験の家に併設されている峠の雪室がある。
     その他雪冷房、新エネルギーの研究について補助する予算が商工にあるし、市内の街灯に太陽光発電を設置したりしている。
     また市内の業者では、大沢加工や玉川酒造、緑川酒造などが野菜や日本酒等を雪室で冷やして商品販売を行っている。
     今後の市の方向性としては、世間のニーズなどを調査したり熱意ある市民の活動の補助をしていきたいと考えている。

 

部会員からの意見

  • 市外では、越後雪室屋という企業が雪室を活用した商売を行なっているし、小千谷の池ヶ原、上越の安塚など有名なところがある。今後の参考事例として、現地視察をしてみたらどうか。
  • 雪室を普及させていく方向性として、集落ごとに大きな雪室をつくり使用していくのがいいのか、それとも小さなものを個人の住宅等に広めていくほうがよいのか、どちらがいいのか。
  • 雪室の施設として、使っていない小学校のプール等を利用できないか。排水機能もあるし、雪を貯めて断熱シートを掛けるだけで使えるのではないか。
    またコンテナなどに雪を詰め、更にその上から雪を被せるといった方法はできないか。
  • 必ずしも雪室を作らなくても、雪を空き地に貯めて籾殻を分厚く被せ、シートを掛けるだけでも貯蔵ができるというデータもある。施設を作ろうとすると費用が大変なので、いろいろな方法を考え、試していったらどうか。
  • 大規模な雪室を作っても、単に雪室として利用していくだけでは無理がある。観光資源や商品の販売に積極的に活用していかないと意味が無い。
  • 市などの雪冷房への補助制度は、予算は少ないが雪冷房の導入、雪室の立ち上げのキッカケ作りにはなると思うので、もっと制度の拡大をしていくべき。

 

(2)地域ブランド認証機関の立ち上げについて

  • 商工振興室では特に担当部署ではないが、今後魚沼ブランドが立ち上がった場合商工振興室にも大きく関わってくると思うので、その場合はいろいろと協力はしていきたい。

 

部会員からの意見

  • 似たような事例として、北海道の十勝ブランドがある。商品ごとに基準が設けられ、それを満たした商品は十勝ブランドとして名乗ることができる。魚沼ブランドでも、このように明確な基準を設けてきちんとした商品をブランド化していくべき。魚沼の商品であればなんでも認めるといったことでは、商品価値はでない。