第4回教育文化部会
平成23年度第4回教育文化部会 議事録
○日時 平成23年9月13日(火)19:00~21:00
○会場 小出庁舎 3階 委員会室
○内容
1.あいさつ 部会長
2.魚沼市市制モニターの推薦について
- まちづくり委員会が推薦団体となって20人を推薦
- 各部会から4人×4部会で推薦、会長と事務局で相談して4決定
3.魚沼市まちづくり市民会議について
- 10月30日(日)13時30分から
- 会場 魚沼市地域振興センター
- テーマ「防災について」運営委員会の意見を参考に役員会で検討する。
4.魚沼市まちづくり協働推進会議
- 9月5日(木)15時30分から 小出庁舎3階「委員会室」
- 提言について 各委員から提言の趣旨、取り組みの説明
- 庁議で各課長に対して市職員も積極的にまちづくり委員会へ参加するよう要望を出した。
- まちづくり委員会でも職員の参加しやすい体制づくりに取り組んでいただきたい。
5.魚沼市まちづくり委員会だよりについて
- 市報9月10日号に合わせて配布。
- 市報へまちづくり委員会のコーナーを設けてもらうことも今後検討。
(年2回の情報提供では不足しているため) - 広報に関連して、市に対する苦情について、市民が受けて答えるのはどうか?
6.魚沼市からの提言についての考え方と実現に向けての意見交換
●伝統文化の継承について
(文化振興室)
- 1/15について、連休と連動して固定から変動制に変わった。行事も1/15から連休に合わせて変わってきており、企業・学校もこれに合わせている。
こういった状況踏まえて、今後また固定制に戻すのは難しいのではないかと考える。 - 1/15を忘れないと言うことが重要だと考えるため、講義を行ったりイベントをしたりすることで目的が達成されるよう検討して行くとともに、あわせて1/15を休日にするとした場合に、そのことによるさまざまな弊害も考えながら検討していきたい。
- 伝統文化行事としては、文化協会10周年事業「魚沼方言カルタ」を昨年作成し、これを用いたイベントを開催し普及している。
まちづくり委員会の皆さまからもお手伝いいただければと考える。子どもの参加者が増えてきているが、学校によって参加者に差がある。
(委員)
- 1/15を休みにしたいということに拘るわけではない。伝統文化の継承していきたいためだけ。他に変わる方法があればそれで良いと思う。
- 小正月の行事を忘れないための行事をして行く必要があるので、1/15を固定して参加者数が減るのであれば、意味が無い。
- 親から子への伝承(料理等)参加者が多ければ繋がるが少なければ意味が無い。
- やっているだけになって、それならばやらなくても良いのではというようになり無くなってしまうことはどうしても避けたい。
- 来年はちょうど1/15が休みになっているのでPRしていくのはちょうど良い。
- 1/15にはこだわりを持ってやる必要がある。休日としなくとも平日でも良い。参加者が少なければ増やす方法を考えることが大切。
- まずは休みであろうとなかろうと賽の神をやっていくことが必要。
- 最近、神事をしないので災害が多いのではないか。
- 昔は信仰が伝統文化を繋ぎとめてきた。
- 学校の中でやっていくことは可能か?希望を募って一緒にやることは可能。
- 4年前から文化芸能祭が立ち上がり、地域の文化芸能を子ども達に伝えていくための取り組みが始まった。
- 子どもの参加は増えてきているが、学校によって参加者に差がある。
- 小出、井口は不振。学校(校長)の考え方によって差が出るのか?
- 学校(校長)に期待するだけではなく、地域で取り組むべき。
●うおぬま寺子屋の創出
(生涯学習室)
- 寺子屋づくりのポイントとしては地域コミュニティの主体性を尊重しながらも、モデル地域としての位置付けを明確にして、定期的に、地域、まちづくり委員会、行政等で実践を検証していく体制が必要と考える。
- 先ずは子ども達から足を運んでもらわないと寺子屋は始まらない。子ども達にとって居心地の良い場所であることが重要。
そめには、子ども達の置かれている家庭、学校及び地域の状況(子どもへの虐待、いじめなど)を的確に把握し、子どもの心に寄り添いながら進める必要がある。 - まだ、まちづくり委員会ではどういった寺子屋にしたいか具体的に決まっていないのかと思うので、こういった状況も踏まえて、そこからどういった寺子屋づくりに反映していくか考えていければと思う。
- 市ではつぎのような協力が可能。
(1)放課後子ども教室等の取組みの経験や、NPOを始めとした関係団体とのネットワークを活かした助言・協力。
(2)公民館、図書館、文化財、社会体育、学習指導センター等の学校教育分野の人材を紹介・派遣。
(3)寺子屋づくりへの参画・協力を、地域コミュニティ(自治会またはコミュニティ協議会)に対しての積極的な呼びかけ。 - 生涯学習室での既存事業については次のとおり。
「放課後子ども教室推進事業」文科省補助事業(国・県・市1/3)
放課後に空き教室等を利用して子ども達の安全・安心な活動拠点(居場所)を設け、学習・ スポーツ・文化活動・地域の方々との交流活動などを実施。子ども達が心豊かで健やかに育つ環境づくりを推進。
「学校支援地域本部事業」文科省委託のモデル事業(堀之内地区)
地域全体で学校教育を支援する仕組みを作り、関係者相互の連携の拡充などを図りながら地域に信頼される学校づくりを推進。地域全体で教育力の向上を目指す。
「家庭教育支援チーム”ひまわり”」市単独事業
市民スタッフによる子育て応援し隊「ひまわり」が、子育て孫育ての悩みを話したり保護者同士が交流できる場として「ホッとスペースひまわり」を開設し、家庭教育を支えていく体制づくりを進めている。
(委員)
- これから長い期間をかけて検討していく必要がある。
- 大人の都合でやらないで子どもの目線で子どもの立場で考えてやる必要がある。
- 放課後の子どもたちと係ると、その子どもの通う学校の姿勢や家族の状況が分かる。
(元気があるなし、指示を待ってから行動するか自分からするかなど。) - 校長の姿勢で学校差が生まれてきている。
- 子どもは大人のかがみ。保護者の考えがしっかりしていないと子どもに影響する。
寺子屋は子ども対象していやるというよりもむしろ大人対象とも考える。 - 地域の良さを分かってもらう。
- 行事を頭だけで覚えている。賽の神のことすら知らない。それを体験として覚えることが重要。
- 地域の教育があるところは文化力が高い。地域の教育力が重要。
- 寺子屋はすぐにはできない。何を教えるか考えていくべき。カリキュラムを作ることならできる。
- 子ども達に何が必要か、魚沼でできること、できないこと等、それらをしっかりと考える。
- 動き出しながら考えて行くことも大切。
○次回部会 10月11日(火)19:00~ 小出庁舎3階「委員会室」