第9回教育文化部会
平成23年度第9回教育文化部会 議事録
○日時 平成24年2月8日(水)19:00~
○会場 小出庁舎 3階301会議室
○内容
1.経過報告
第7回運営委員会の報告
- 新潟県新しい公共のモデル事業の一次審査結果について
- 第3回魚沼市まちづくり市民会議について
- 今年度2回目のまちづくり委員会の広報誌について
3/25の市報折込する。詳細は2/10の編集委員会で検討。
原稿依頼等あると思いますがその際はよろしくお願いします。
来年度より市報にまちづくり委員会のコーナーを設ける予定。
毎月の掲載ということで今よりも原稿依頼が増えると思いますが、ご協力願いたい。 - 他部会の進捗状況について報告(生活自然環境部会)
- 来年度に向け他部会との意見交換等を場を開催する必要がある。
2.教育文化部会イベントの検証
○アンケート集計について
○イベント終えて感じたこと(アンケート結果も踏まえて)
- 子どもに感想文を書いてもらうこととしていたが、今の子どもはなかなかのってくれない。
- イベントはあまり盛りだくさんにせずに目玉をつくったほうが良いのではないか。
- 賽の神は各地でバラバラに行われている。まとめて大々的にやる方法もあるだろうし、今までどおり集落単位でやる方法もあるだろうが、どちらにしても継続的にやりながら少しずつでも大きくなっていくようなことを考えていく必要がある。
- 寺子屋にしても何にしても対象は子どもなので、子どもが来て良かったということでなければ次に続かない。盛りだくさんにしてピントボケしないようにしたほうが良い。
- 賽の神のときに、地域の子どもを紹介したこともしていた。
- かまくら作りは大人がやるのではなく、子どもに責任を持って作らせたほうが良い。
- 寺子屋は、どうやって子どもたちに対して魅力ある内容にしていくか検討する必要がある。
- やりながら学んでいくことが大切。
- 子どもや高齢者をどううまく巻き込んでやっていくかがいろんな取り組みを行う上で重要。
- 開催する側も楽しんでやれるよう仕掛け作りをして行く必要がある。
- アンケートに寺子屋で囲碁将棋を教えてもらいたいとあるが良いことだと思う。
- アンケートに暦を変えすぎたという意見が書かれているが、単純に休みになったということで良かったということではなく、どういう理由で休みになっているか理解してもらう必要がある。週休二日や休日振替は大反対と言う意見もあるが、本当にそのとおりでアメリカの真似をしたばかりのように感じられる。もう少しわが国らしいことをやってもらいたい。
- 昔のように大人と子どもが一体となって取り組みをすることが少なくなってきている。
- 市内いろんなところで賽の神の取り組みが行われているが、大人と子どもが協力して上手にやっている事例もあると思うので、そういった事例を他地域でも参考にして、より良い取り組みにつなげていければ良いと思う。
- 最近の人は、まず団体があるのではなく、まず我があって楽しくないと参加しない。そのため、なかなか皆で集まることができない。それに対して今泉の地区は朝早くから精力的に好意的に取り組んでおりすばらしい。
3.今後の取り組みについて
- 小正月については、15日休みにしたいという意見もあるし、寺子屋の仕組みについてどのように構築し展開して行くのかなど、今後、限られた回数で、どうやって来年の事業につなげていくか、はっきりとした答えは出ないかもしれないが、今日は考えたい。
- 市内の祭りやイベントが同日に重なることがあるので、うまく分散することができないか。
- 学校教育は、時系列におぼえることが主体で、「何で?」そのことが行われていたのかと言うことが薄い。そういうことを学べる場所が必要。
- 魚沼の子どもは農家の子どもであっても田植えや稲刈りをしない子どももいる。それなのに食卓には当たり前のようにご飯が出てきている。
いろんな物事をつなぐための経験が足りないので、それらの物事の因果関係が全く分からない状況となっている。 - 足立区の子どもに対して田植え・稲刈り体験をすることも良いが、地元の子どもにも教える必要がある。足立区5000人の子どもよりもまずは地元の子どもから。
- テレビゲームよりも自然に触れた経験を地元の子どもたちにはしてもらいたい。
- 危険防止のための自己防衛能力も身についていない子どもが多い。
- 何でも買える時代。ぞうきんも100円ショップで買う時代。考える習慣がなくなる。生活の知恵がない。
- 体で覚えることが大切。泳ぎにたとえると畳の上で覚えられないのと一緒。
何か一つ体験することで派生していろんなことが覚えられる。直接、情報を得られないものについては、口伝えと体験が必要。 - 昔は、危ないことは、大人から子どもに伝えられた。今は危ないと大人が止めさせてしまうので、さほど危なくないことも含めて、いろんな経験をすることができない。
- 今の子どもは横のつながりはあるが、上とのつながりがないため、そういったことを学ぶ機会がない。大きな事故が起こる前に、危険だと言うことを、子どもに大人が教え込まなければいけない。
しかし、情報だけではなく体験をとおして教えていく必要がある。 - 新しいことに挑戦させることがなくなってきている。
- 以上の皆さんからの意見(学校では学べない生活の知恵)をテキストやカリキュラムと言った形にまとめていければと考える。そのことが、寺子屋の基礎作りや1月15日を休みにしていく意味などに一つ、集約できるような感じがした。
- 次回は、フリートークではなく、この寺子屋の仕組みづくりについてワークショップ形式で意見交換を行う。
- 賽の神体験の子どもからの作文について、4件応募があったが、上村先生より選考してもらってはどうか? → 賛成
4.その他
- 来月は、寺子屋についてのワークショップ行うと思いますが、その次の回には、そのテーマとは別に今後(来年度)のまちづくり委員会のスタンスについて、ここまで二年間の経験を踏まえて考えてしい。
今後、運営委員会でも検討されていきますので、部会としての意見を反映することができるよう、皆さんの頭の中でもイメージしながら準備してほしい。 - 来年の小正月行事については、あまり遅くならないうちに検討をして準備を整えた上で取り組みを進めていく必要がある。
- 各学校単位では学校長の権限が大きい。学校長同士が集まって市と協力してやれば、相当な取り組みが可能となる。
5.次回部会 平成24年3月12日(月)19時から 小出庁舎