第3回生活自然環境部会
平成23年度第3回生活自然環境部会 議事録
○日時 平成23年9月6日(火)19:30~21:00
○会場 小出庁舎 3階 301会議室
○内容
1.開会あいさつ
2.生活自然環境部会研修会「魚沼の自然を知る」の開催について
日 時 10月12日(水)午後7時から9時
会 場 小出ボランティアセンター
- 他部会へも働きかけて参加者を募る。9月25日号の市報お知らせ版に掲載する。
- 今後、市報にまちづくり委員会のスペースをとって情報も載せたい。9月12日に運営委員会で広報への掲載について検討をする。どのくらいの情報量を載せるかで編集委員とも協議が必要。
3.平成23年7月新潟・福島豪雨の検証について
●ダムについて
- 破間・広神ダムが今回の水害では効果的に機能した。
- 発電用のダムは治水用ではないので治水用と異なり水を蓄える機能はほとんどなく、基本的には入ったものがそのまま放流する。
- 川の濁りが続いているのは、ダムがにごった水を放流していることが一つの理由。
ダムはいきなり多くの水を放流すると、護岸が崩れるため少しずつ放流している。そのためダムで濁った水が長期間にわたり放流され下流の水が濁っているもの。
●ハザードマップについて
- ハザードマップは堤防が決壊した場合の時の被害想定のものではないか?
今回は内水による影響も大きかった。川から逆流して水位が上がったことも考えないといけない。 - 避難所は水が上がらないところを想定しないと意味がない。
- こまみも土砂災害のエリアにスッポリ入る。
- 避難所の学校などは、災害発生の時刻が夜の場合、鍵が開いておらず入れない状況にもある。
小出小学校は川沿いにあるため、わざわざ危ない地域に行かなければならない。 - 以上のことからも今後、ハザードマップを検証する必要があるのではないか?
- 防災無線の聴きづらいところもある。
- 10月30日に地域振興センターで行われる第2回まちづくり委員会市民会議ではテーマが
防災のためちょうど良い。
今後の対応 → 危機管理室職員との意見交換を予定。
4.「草花いっぱい運動の全市展開」に関連して
現地の花壇の管理者を確認したところ、国土交通省管理であることが分かった。
地元地域による花壇の管理実績はなし。
明日13日に打ち合わせに行く予定。
(次の日に確認に行った結果)
国交省長岡国道事務所では地域住民が主体となって、実施 内容(道路清掃や植栽、歩道除雪など)や区域を決め、国交省へ活動希望を出し、国交省・協力者・市町村との3者間で協定を結ぶことにより、安全で快適な道路空間を創出することを目的としたボランティア・サポート・プログラム(VSP)といった制度がある。
(契約は五年。)
現在、小出維持出張所管内では、以下の17号線沿線の箇所について取り組みが行われている。
- 長岡市(川口)の駅前プランター
- 小千谷市 中山バス停
- 南魚沼市(五日町)17号線パーキング
- 六日町バイパス入口
- 六日町中学校
この制度では、管理に係る苗や葉土、マルチなどの資材等の提供も行われ、活動保険の加入費の一部も出る。国交省からは、まちづくり委員会についても加入してこの活動に参加していただけるとありがたい旨の回答をいただく。
ただし予算内での対応になるため、来年度予算の執行に向けて事前に三者での相談を行い、申請を事前に行う必要がある。
(今後の対応)
今年中に部会での了承をいただければサポーター登録の申請を行う。
(年明けに国交省と打ち合わせ予定。)
・草花の選定について(事例報告・事務局)
東京の原宿ポケットパークの取り組みを紹介。
管理(草取り等)に重点を置いた花ではなく、比較的放っておいても育つため、むしろ剪定しなければいけないハーブを植えることにより、草取り(面倒くさい管理)→剪定(楽しい収穫)と言うように発想を変え、取ったハーブを参加者が料理やその他、二次的な利用に活用できるような取り組みを行い継続性のある活動につなげている。
魚沼市でも入広瀬に立派なハーブ香園があり、ノウハウを持つ管理人もそこにはいる。
これら魚沼の資源を有効活用しながら地域や市民を巻き込んだ活動につなげるとともに、合わせてハーブ香園への市民の関心にもつなげていければと考える。(ハーブあふれる魚沼市。)
ハーブはロックガーデン等にもあるように、庭造りとしての要素が強い。 今回管理を行う花壇についても経年で管理して庭のように造りこんでいくことで、参加者の愛着も沸き、より継続的な活動につながると考える。
5.その他(事例報告・事務局)
・提言にある「クリーン作戦の実施について」
今までと同じ内容のゴミ拾いでは参加する人たちもつまらないので、遊びと交流の要素を 取り入れた「スポーツゴミ拾い」を検討してはどうか。
チームで参加して決められた時間・エリア内のゴミを多く拾って最も得点の高いチームが優勝となる。
得点は総重量だけではなく、種類ごとに配点が異なり、より配点の高いゴミを含むことが高得点を得るためのポイント。
チームはその場で作ることも可能で、知らない人と一緒に取り組むことで、交流の場としての機能も期待できる。
6.次回の部会について
・生活自然環境部会研修会「魚沼の自然を知る」とする。
10月12日(水)19時開始なので、18時に部会員は現地に集合。
場所はボランティアセンター1階多目的室。