第3回福祉健康部会

第3回福祉健康部会議事録

○日 時   平成24年10月24日(水) 19:00~21:00
○会 場   小出庁舎 3階 302会議室
○内 容

1.会議報告事項

10/4役員会、10/20小布施町視察研修について部会長より報告

 

2.小布施町視察研修について

<参加者の感想等>

  • 昔からの歴史がまちづくりに活かされていて、非常に感激した。何をベースに小布施町が活性化しているのかということが、如実に現れている。歴史をベースに開発が進んでいるということを非常に強く感じた。
  • 歴史をきちんと考えて今のまちづくりに反映させている。まちづくりのきっかけは三十年以上前に地元の企業やそこに住む人達が、このままではどんどんだめになるからということで動き始めたそうである。皆が想いをひとつにして取り組んできたことが成功に繋がったのかなと思う。まちづくりに対する市民の意識を高めることが必要だと感じた。魚沼市は合併して8年経つが、まだバラバラのように感じる所がある。
  • 非常に勉強になったので、また来年も行きたい。
  • 歴史的に昔から外部の人と交わってきた町のような気がした。魚沼市も交流人口を増やすような取り組みに力を入れるべき。

 

3.「ATBH V1 シンポジウムin魚沼」 H24.10.11 文化会館

参加者から講演内容の報告

(1)「魚沼で医療を育てる」魚沼市医療公社 理事長 庭山昌明

  • 住民こそ医療資源
  • 現場が教室
  • 多くの人が集まるオアシスのような拠点

 

(2)「在宅医療・介護におけるGPSの利用

  • 地理情報システムを利用して情報の見える化を図る。
  • アクセス分布が分かり易い。
  • 災害時に特に役立つだろう。

 

(3)「住民が守る医療と健康」 上村伯人

  • 大事なのは食事と運動。食事は世界一レベルだが、運動は全国平均以下。
  • 始める年齢に関係なく体力は向上する。
  • 時間、空間、仲間の「サンマ(3間)作り」が大事と考えて提供している。

 

(4)「現場で医学生が学ぶこと」

  • 地域医療臨床実習が19年に必修となった。
  • 多くの医学生が魚沼市で学んでいる。
  • 地域における医療と福祉の役割と連携。

 

4.自由討論(少人数のため)

<委員の意見等>

  • その地域ごとの特徴をまちづくりに活かせたらよい。
  • 小布施町のように街の中心を作らないといけないのではないか。
  • 今までのまちづくりはハード面の整備が主であったが、これからはソフト面が重要である。
  • 魚沼市は施設が分散している。
  • 人口減にどうやって歯止めをかけられるのか、人口を増やしていけるのかということは、市の将来にとっては非常に重要な問題である。皆で知恵を出し合えば色々なアイディアが出てくるのではないか。
  •  都会の人達は、中山間地に移住したり、通ったりして田舎暮らしを楽しんでいる。ニーズはあるのだから、休耕田を活用した仕組みづくりを考えたらどうか。
  •  魚沼市の知名度は全国的にも高いが、売込みが下手なのか人的交流が少ない。人さえ来ればお金が落ちる。交流人口を増やすような取り組みが必要である。
  • 魚沼市の魅力を発掘・再発見し、それをまちづくりに活かしていくことが必要ではないか。
  • 魚沼の人は常においしいお米を食べているので、本当の良さに気づいていない。冷めた時に本当の美味しさがわかる。魚沼コシヒカリは冷めても美味しい。何かのイベントの時におにぎりを配れば、本当の美味しさがわかるので評価も上がる。

 

5.今後の進め方について

  • 皆さんから提案書を提出していただいたが、まだ提案があれば出していただきたい。
  • テーマを決めて自由な討論をやる日があっても良い。

 

次回の会議日程 12月11日(火)~13日(木)の間で調整