第3回福祉健康部会
第3回福祉健康部会議事録
25年9月20日(金)
小出庁舎3階会議室
1.地域医療対策特別委員会委員長 佐藤 肇氏
「地域医療対策特別委員会の当面する課題について」
(1) 市立医療機関の運営課題について
- 医師・看護師等の募集状況
- 県立小出病院、新潟大学、地元医師会との連携、協力体制の強化
- 僻地診療所、在宅診療、在宅看護体制の課題
- 堀之内病院の運営課題
- 小出病院の休日診療体制の課題
- 僻地診療所の老朽化と整備の課題
(2) 魚沼市医療公社について
- 病院運営を魚沼市医療公社(財)が行うための条件整備
- 医療以外の施設、テナントを設置できる条件整備
- 堀之内病院、守門診療所など市立市営の運営を魚沼市医療公社に一元化する条件整備
- 魚沼市医療公社の医師、医療職員の確保と進捗状況の確認・監視
- 平成27年6月の開院準備
- 魚沼市医療公社の運営状況、経営状況の確認
公社運営費の不足分は魚沼市の一般会計から補てんする
(3) 魚沼市立小出病院の建設と施設整備について
- 工期が厳しい現状
- 既存の運営を継続しながらの工事課題
(4) 今後の地域医療を支える仕組みづくり
- 魚沼市医療公社の充実と効果的運用
- ワンストップサービスのシステム構築
- 医療情報の共有化。電子カルテ導入、診療、投薬情報の一元化
- 地域人材を育てる奨学金制度
- 地域医療魚沼学校の取り組み
2.質疑応答・意見交換
○医師および必要スタッフの確保を心配する意見交換
- 心配が払拭されている状況ではないが、連携、協力体制の強化や人的繋がりによる紹介や努力により前進している状況
○運営を心配する意見交換
- 課題は多くあるが、今、出来るなかで検討と努力をしている。多くの連携と協力体制の強化により、より良い方向に向いていくのではないか。
- これまで以上にニーズをつかんでいくことも大事
- 只見線沿線の人にはなくてはならない病院で、かかりつけ医的に利用する人が多い
- 布施医院長を筆頭に現在勤務している医師は時間をいわずに努めてくれている。こういう人に残ってもらいたいと望む。
- 準備室が努力しているが、我々市民が協力できることは無いか?
2時間の時間も不足気味な、熱心な質疑・意見交換が実施されました。
医療は難しい複合型高度事業だと改めて感じました。多面的に考えての取り組みが必要で今日も良い勉強になりました。微力ではありますが、自分たちも一助となりたいと思いました。
記載 関 良則