近江市(株)地球の芽「産官学民金(金融)協働の自然と共生、持続可能な地域づくり」

小舟木エコ村の構想から建設まで

日 時:平成21年7月5日(日)午後5時~
場 所:滋賀県近江八幡小舟木エコ村
説明者:㈱地球の芽 取締役 飯田 航 ㈱ ㈱秋村組 秋村多津夫社長ほか5人        

現地参加 アドバイザー:川村健一(広島経済大学教授)
     立命館大学 :井口 修平   

持続可能で心豊かな生活は「環境」「経済」「社会」の3つが良くならないとうまくいかない。「自然環境ばかりに目がいきがちだが、生きていく上で大切なのは「社会」。社会とは人と人とのかかわり、助け合って生きる手ごたえ、人が良くなれば自分がよくなる。そんな関係を大切にする。

小舟木エコ村プロジェクト
 木も、草も、川も、鳥も、魚も、人も、蛙も、ミミズも、風も。
 20年経ったそのとき、生きとし生けるものの いのちの森となる。

何かが生まれる期待感
 住む人と一緒に動いて形にしたい

木を育てたい
 少しずつ木は育ち、人も気と一緒にゆっくりと育つ。暮らしている。
 そんな風景をつくっていきたい。

環境技術を探し出す
 大学や企業の研究室には、持続可能なくらしのアイデアがたくさん眠っている。
 そんなアイデアを、世界中から見つけ出してきて、実際の日々の暮らしの中で試す。使う。未来の可能性に挑戦します。

青い空と、緑の山
 近くの山の木を使う。お箸、机、家、エコ村。木を通して山と人とをつないでいきたい。木に触れる気持ちよさ、近くの山にどっしりと見守られる安心感、青い空と緑の山。そんな暮らしを提案したい。

持続可能な暮らしって
 落ちないことに集中して、風景が見えなくなってしまったら寂しい。軽やかに、楽しそうに、吊り橋を渡りたい。

おいしい笑顔
 自分の手で野菜をつくってみる。土が温かい。体が健康になる。地元の野菜を買ってみる。つくったおじいちゃん・おばあちゃんとの会話がたのしい。そんな野菜を、家族で食べてみる。おいしい笑顔がどんどん増えてくる。

感覚を磨く家づくり
 家が傷ついても笑って許す。むしろ、物は傷つくものだと子どもに知ってもらう。火が熱い。土間がひんやりする。木の床があたたかい。障子が破れる。そういうことも知る。家づくりを通して大人も子どもも、みんなの感度をあげること。

世代を超え、集まる
 かつては近所のおにいちゃんが小さい子にいろんな遊びを教えてくれたように。おばあちゃんの知恵袋や、小さい子の奇抜な発想に、ワクワクしたい。
個性も、世代もバラバラの人たちでも、一緒に考え、行動し、発信するうちに、つながって、活動がさらに楽しくなっていく。地域の課題もどんどん解決。そんな、いろんな世代の人たちが集まる場所が、あちこちにあっていい。

「こんな街を待っていた!」と京都や大阪から引っ越される方や東京や福岡からの問合せもあります。