第10回福祉健康部会
第10回福祉健康部会 概要
■日時 平成23年4月14日(水) 19:00~
■会場 小出庁舎 3階 301会議室
■内容
1班:地域医療班
○地域医療班
- 市民参画の新しい仕組みづくりと各施設の位置づけ&区分を明確にし、市民のめざす最良の地域医療、この環境&全体像を築くためへの提案の小委員会。
- 基幹病院・新小出病院・堀之内病院・守門健康センター・他施設と私営病院の位置づけ&役割分担・機能等を総合的に位置づけ、市民&利用者の視点から提案する。
○現在市が全戸配布したパブリックコメントの内容は概ね良い(点数にして65点前後)ので、これを叩き台にして、追加&問題のあるところのみを提案してゆく方向で検討することにした。
○検討の中の主な意見
- 4~5有る地域医療検討会の中の小出病院を守る会の4本の柱
(1)公設民営でなく直営が望ましい。
(2)入院機能134床でなく病院規模で採算のとれる190床~198床規模とすべき。
(3)現県立小出病院の資産を無償配布受けるべく、もっと強力に市長を中心に行政・議会・市民3者一体で要望すべき。
(4)新病院の医師・看護師の早急な確保と理事長、院長、事務長について早急に確保すべく体制を整えるべく、上記の4点は提案書のなかに入れるべきではとの意見。 - 堀之内病院は新病院に訪問診療と診療所機能19床以下を残し、他は全部新病院に統合して魚沼市全体を一体的に運営できるようにすべき。
- 経営&運営形態は、市の推進する公設民営で指定管理者制度等を提案するか、鹿児島市や埼玉県の県立4病院、あるいは徳島県の事例で自治体病院経営を黒字に立て直した実績が示されているように直営でも職員の意識改革を行い、連携して仕事に当たることで黒字にした事例もある。
〇質問&認識の確認事項、次の通り
質問:テナント方式は何店舗を想定しているのか。
答:2~3店舗と聞いている。
質問:ワンストップサービスとはどのようなものか。
答:受付一箇所で複数の医療手続きをすることができる。あるいは保健、医療、福祉が一体となってサービスを受けられること。
意見:財政は54億円の積算内訳を早期に示してもらい、経営と運営形態のより良い方策を学ぶ機会を、出来れば地域医療に熱心な若手議員と意見交換を含めて要となる経営形態や運営方法のポイントとなる要事項を学ぶ機会を5月の早い時期に作るよう進めてみたい。
第2班:福祉班
○市の乗合タクシーについて(まちづくり室:青山さん回答)
使い勝手が悪いとの意見を踏まえて、検討しながらH24以降も継続
→9月までの意見(乗り換えしないと小出まで1本でこれない)を反映させる
既存のバス路線としては大白川~小出間は時間帯によっては良い
既存のバス路線が全部無くなって乗合タクシーのみになってもよいのかというのもある
○会員制バスについて
- コミ協(上条、入広瀬)が取組む話もある。
- バス購入となるとお金がかかるが、初期投資は市が負担しその後の管理は地元というのもある。
- 昼間利用していないスクールバスを利用できないか
- 継続していく仕組みづくりが必要不可欠だが、最初から独立採算は現実的でない
○買い物弱者について
- 「売りに行く」「店舗までつれてくる」いろいろパターンあるが、そういった動きはあるのか
→Aコープ広瀬では送迎バスありと聞いている(滝之又方面)
農協もAコープを縮小の方向で動いている。そのなかでは迎えに行くことも検討されている
○福祉バスについて
- 健康じゃない人はドアtoドアの福祉バスがよい
- タクシーは高すぎて利用できない
- 福祉有償運送とタクシーの共存はできるのか
→すむ世界が違うので共存できるのではないか(福祉有料運送利用者はタクシーを利用しない)
○福祉タクシー
- メーター制だと高額になるが、時間制にすると割安で利用できる。(値段はタクシーと同程度)。
値段は決まっており、交渉で安くなるといったことはない。
個人タクシーみたいなものであり割高だが、福祉有料運送のように利用制限はない。
○その他
- 足になるだけでなく、買い物の手伝い等も対応すると喜ばれる(ただし、別途料金発生もある)
- 薬局では利用すると自宅まで送ってくれるサービスをしているところもある
- 市の無料タクシー券は利用率が悪い。何にでも使えるようにしたらよい。