第1回教育文化部会
第1回教育文化部会活動報告
○日時 平成22年7月23日(金) 午後7時より
○会場 小出ボランティアセンター 2階 研修室
○議事内容
1.運営委員会決定事項の報告(年間活動計画)
- 自主運営の原則。部会の開催、会場予約、設営等は部会で行なう。
- 全体会は年3回開催。6月(総会兼全体会)、10月(中間報告、勉強会)、2月(まとめ、提言)
- 視察研修 部会、役員会等で案を検討し実施する予定。
- 部会会議録書記の決定 部長の指名により、佐藤鈴子、山内壮の2名を選出。
2.テーマについての議論(2班に分かれてワークショップ形式による討議)
1班
●魚沼市の教育文化の良い所
- のんびりとした雰囲気で、素直な子供が多い。
- 協調性を大事にしており、まとまりが強い。
- 地域の人が小学校にボランティアで参加しており、教育ボランティアとして活躍している。
- スポーツ系の部活やスポーツ少年団の活動が盛んである。
- 文化サークルが多く、高齢者の活動が盛んである。
- 文化財が多数ある。国指定文化財、宮柊二記念館、石川雲蝶作品群等。
●魚沼市の教育文化の悪い所
- 競争心、向学心に欠ける。少子化や少人数クラスの影響ではないか。
- 学校教育に関心のある親が少ない。
- モンスターペアレンツの問題。
- 学校、家庭に責任や義務を押し付けている。
- 教育環境の未整備。施設や指導者の育成等。
- 各学校独自の特色が少ない。
- 学校間の連携が薄い。
- 教育に対しての長期的な行政の支援が少ない。
- 伝統行事の喪失
- 大人向けの体験教室の数が少ない。
- 陸上競技場や総合体育館等、スポーツのできる環境が少ない。
- コミュニティーの未整備。組織作りや組織同士の連携、転入者の加入方法等。
●魚沼市の教育文化でやりたいこと、やってほしいこと
- 国語と歴史文化教育、読み書き計算を重点的にやるべき。
- 市内の教職員の再配置、専門職員の配置が必要。
- 市内各中学校の特色づくり
(1)一学区制
(2)特色ある中学校へ(文系、理系、スポーツ、音楽等、学校毎に力を入れる分野を選択する。)
(3)バス等公共交通の見直し - 子供の躾に関して、家庭・学校・地域が協力して行なっていく。
- 地域文化の継承(職人・継承者からの指導、教本などの学校への配布)
- 世代間交流(お年寄りと子供、大人と子供、子供同士)
- 伝統行事の復興。(行事存続のために、日時などの変更を行なっていくべき)
2班
●魚沼市の教育文化の良い所
- 入広瀬温水プールでの冬季の水泳教室。
- 入広瀬地区におけるスクラム教育(幼稚園、小学校、中学校の連携した教育)
- 浅草山麓エコミュージアムを活用した屋外課外授業
- 豊富な昔話の語り手(県内最多の50名以上)
●魚沼市の教育文化の悪い所
- デジタル機器の発達によるコミュニケーション不足。昔話などを活かしたコミュニケーション力の育成。
- 郷土愛を抱きにくい。
- 自己表現が苦手な人が増えている。言葉で上手く表現できないため、暴力に訴える人もいる。
- 率先して動く、指示を出そうとする人が少ない。リーダーになりたがらない。
- 魚沼市は、文化・スポーツに費やす予算が少ない。
- 子供の体力の低下。外で遊ぶ子供が少なくなっている。
- 異文化交流が少ない。もっと国際体験などのプログラムを増やすべき。
●魚沼市の教育文化でやりたいこと、やってほしいこと
- コミ協を中心とした地域間の交流
- モンスターペアレンツ等の問題解決と教育環境の充実
- 魚沼地域の歴史・文化の学習と体験。地域を知り、地域を好きになってもらう
- 市内の学校職員の交流の場作り。意見交換をすることで教育環境の改善を図る
- 大学の誘致
農業大学 ⇒ 農業連携
芸術大学 ⇒ 文化会館を活用した連携
医学大学 ⇒ 新小出病院、基幹病院との連携 - 観光資源の活用(スキー場等の再編)
- 伝統行事の継承のため、地域行事を休日に合わせる ⇒ そのために魚沼市を特区にする
- 市外の団体との交流。小中学校、自治体等。
- 教育現場への専門職員の配置、体験教室の依頼。芸術家やスポーツ選手、伝統芸能の職人等。