第10回教育文化部会
第10回魚沼市まちづくり委員会 教育文化部会 概要
○日 時 平成23年4月13日(水) 19:00~21:00
○会 場 小出ボランティアセンター 1階 多目的室
○内容
1.開会あいさつ
2.魚沼市まちづくり委員会総会について
3.平成23年度の活動について
4.魚沼市まちづくり委員会合同部会の開催について
5.まちづくり委員会だより(仮称)の発行について
- 各部会から1名ずつ編集委員を選出
6.部会名の変更について
- 各部会で検討して報告する。 今年度教育文化部会では変更しない。
7.教育文化部会のテーマ 「コミュニティ教育からの学力向上」
活動(1)
魚沼市における伝統行事継承のための休日運動(対象日:1月15日)
- 単に休日にするだけでは意味がない。何のために休日にするかが大事。またその周知も。
- 学校側と協議して夏休みや冬休みの期間調整を行い、1月15日を休みに出来るように頼んでみたらどうか
- 市の休みとして条例化する。条例化するにはどうしたらいいか調べて進めていく。まちづくり委員会から組織的に集めていったらどうか。
- 1月15日に行う行事は、鳥追いや塞ノ神に限らなくてもよい。
- 魚沼市独自の休日を考えるワークショップやシンポジウムを行なったらどうか。また議会改革委員会から懇談会の誘いも折角来ているので、そこで意見交換を行なってみてはどうか。
- 6月の総会で、市長へ提言を行なう。地域の伝統を継承する意味で、小正月1月15日を魚沼市の休日と定める。
- 市民への署名活動や市報、まちづくり委員会のHPを使って広く市民の意見を募集したらどうか。
- 来年の2012年は1月14,15日が土曜日、日曜日なので、実際に休日運動を行なう前段階として、各地域で行事を行なってみたらどうか。
- 1月15日に限らず、各学校と地域の連携で行事を行なう休日を教育委員会に公認させる。
- 伝統習俗を重視するのであれば旧来の日程で行事を行なうべきだが、現代においては難しい。日にちに固執するあまり、行事そのものが失われては意味が無い。また行事の歴史や意味を学校等で教えていかなければならない。漠然とやるだけでは伝統的行事は失われていく。堀之内の伝統ある十五夜祭りも休日に合わせざるをえなくなった。
- 伝統的な行事とイベント的な催しとしての行事との違いを再認識し、区別しなければならないのではない。またそのための啓発する取り組みをしていくべき。
- 実際に鳥追い等に参加する子供達が楽しめるようにするべき。集落内を子供達が鳥追いで回っていたら、お菓子をあげたりするなど子供達が楽しんでやっていけるようにしなければならない。
活動(2)
地域コミュニティに寺子屋をつくり地域で学べる仕組みづくり
- 各地域の老人会や学校等と連携して、コミュニティ教育の中で伝統行事や習俗、学校でこれまで教えていたができなくなったことを、教えていったらどうか。
- 子どもは地域の宝という認識を持って、次代の地域の担い手としての教育をするべきではないか。
- 夏休みなど、学校が長期の休みに入る時期に寺子屋をやったほうがよい。例えばラジオ体操の後に夏休み児童教室をしたらどうか。
内容としては、
(1)学校の授業の補習的なもの
(2)地域の伝統や社会常識などを教えたらどうか。
また学校で少なくなっている授業も補完的にやってみたらどうか。美術や音楽、スポーツや家庭科等。 - 昔は学校で、総合学習という形で地域に関する様々なことを教えていた。現在は他の授業に時間を取られて消えつつある。この「寺子屋」がそれに代わる役割になるとよい。
- 寺子屋の内容は、「自由研究」のアドバイス、「木工教室」の開設等、子どもの自立性や想像力を養う内容にすべき。また学校の授業から少なくなった授業も取り入れるべき。
- 現在各地域のコミュニティ協議会ができつつある。それらに協力してもらい、地域ごとに特徴のあるコミュニティ教育を行なっていくべき。その方が失敗例や成功例のデータを集めやすいし、他の地域に応用することが出来ると思う。
- 寺子屋等、コミュニティ教育の先進地へ研修旅行に行ったらどうか。
- コミュニティ教育は、学校や地域、老人会等の諸団体が連携して行なっていかなければならない。無理に様々なことをやろうとするのではなく、互いに協力しながらやっていったほうがよい。
8.次回日程
○日時 平成23年5月19日(木) 午後7時から
○会場 小出庁舎 3階 委員会室
○内容 1.6月の総会に向けての提言内容のまとめ
2.その他