第5回生活自然環境部会

第5回生活自然環境部会 活動報告

日時:平成22年11月10日(水)19:00~
会場:小出庁舎 3階 「301会議室」

1.開会のあいさつ

会長:第2回全体会ではお世話になりました。色々な反省点も出されました。15日開催の運営委員会において総括することになります。

2.報告

第2回全体会、当日の様子について事務局より簡潔に報告された。

 

3.宿題について

【A-3 自然環境に関する先進事例の視察】

○A沢(案)

『里山について勉強がしたい。』

注1)
里山とはひと言で言えば、「里にある森林(=緑)」という意味です。
では、里って、山ってなに:「里」というのは、大自然に対して「人の住むところ」をさします。また、都市に対する「いなか」という意味もあります。ここでは、大自然(人がいないところ)と都市との中間に位置する空間をさします。「山」とは、起伏のある地形をさすこともありますが、「里山」の「山」は「森林」という意味です。桃太郎のおじいさんも「山へ柴刈りに」行きますよね。ここでは、薪(たきぎ)やキノコをとりに行く近くの森や林の緑をイメージしてください。
[出典:ヤフーより]

A沢:山を活用して雇用が生み出せれば。

H井:魚沼市では、今年の予算で森林整備(地元産木材利活用モデル事業)に1,000万円が計上された。昔、ボイ山と呼ばれた時代は山が生活の一部であったが、現在里山は人が入らないために、荒れている。伐採した木を副産物「薪」=エネルギーとして利用するのも目的の一つとなっている。しかし、「薪」愛好者は自分で薪を集めるし、薪を流通する販売経路が育っていない。また、木を伐採し、運搬するには林道・作業道が必要となるが市の予算が厳しく、県の負担により限られた林道を整備している。林道は災害(大雨や鉄砲水に土砂災害)に弱いという欠点を抱えている。
魚沼市には薪ストーブの購入に対する補助金もあり、昨年は17件の申請があり、うち1件がペレットストーブだけで残りは薪ストーブであった。

T中:伐採は車の通るところまでしかできない。木を伐採した後は薪にできる長さまでカットして1年間程寝かせる。魚沼自然大学では伐採した木材を利用してバッチやキーホルダーを作って販売している。手づくりで人気がある。

 

 ○H野(案)

『(1)魚沼の自然を知る (2)地域の隠れた自然を知る (3)尾瀬を知る』

H野:上記の(1)~(3)の中から選択して、部会委員をはじめ広く呼びかけをして研修会を実施したらどうか。

M山:折角なので、シリーズ化して実施したらどうか。

部会長:先進事例の視察は随時、受け付けたいと思います。

 

【A-4 有機センター・コンポストを活用し、生ゴミを肥料化】

H井:魚沼市のバイオマスタウン構想において、家庭生ゴミの処理もモデル地区を設けて実施し、将来においては全域に渡って処理することが予定されています。

注2)
バイオマスとは、動植物から生まれた再生可能な有機資源。代表的なものに畜糞などの家畜排せつ物や生ゴミ、間伐材などの木屑、籾殻などがあります。

H野(Y):ゴミの減量化・分別に対して、何らかの付加価値(花のポット等のおみやげ)を付けたらどうか。(見附市の事例を引いて)

A沢:私も特典付のシステムがあれば良いと思う。

S詰:電動生ゴミ処理機(25万円相当)は使い勝手が良い、電気料も安い。しかし、高い。

M黒:「自分で出した生ゴミは自分で処理する」と言った考え方が出来ればよいと思う。

M山(I):「良い機械」が安く購入できれば良いと思う。

H野:各人が家庭で実践できる「ゴミの減量化・分別」は今稼動しているエコプラントの運転を手助けできると共に、機械施設も長持ちするし故障も少なくなり、循環型社会の実現にもつながります。
また、魚沼市有機センター、魚沼の自然、尾瀬の自然を魚沼自然大学や小千谷・魚沼地域理科教育センターの協力を得て「実際に見たり」「お話しを伺ったり」することを今後の活動として行けたらと思います。