第2回地域産業部会
第2回地域産業部会 議事録
○日 時 平成23年7月12日(火) 19:30~
○会 場 小出庁舎 3階 301会議室
○内容
1.開会あいさつ
2.各室から提案内容に関して、魚沼市や県内の事例等を説明
(1)雪中貯蔵食品の開発促進
■農政室
- 魚沼市内各所には、峠の雪室や守門交流促進センターなどの施設がある。また玉川酒造の越後ゆきくら館、株式会社ゆきくらフーズ、大沢加工やグリーンファームなど、市内の業者でも雪利用をしているところがある。
- 雪室による野菜等の貯蔵は、糖度が増す等のメリットはあるが、暖冬のように雪が少ない年の場合お金が掛かる。
- 雪室などの施設整備をするための事業主体はある。今後情報が入り次第、市内の関係者に情報開示をしていきたい。
■環境対策室・・・資料参照
- 魚沼市では現在、雪冷房の導入に対する助成を行なっている。予算は300万円。予算も少なく、雪冷房の機材自体もまだ高いため、今後予算の増大、安価な小型の雪室が出てこないと普及は難しい。
部会員からの意見・質問
- 峠の雪室を貸し倉庫として使用することはできないか。前回の部会で出た意見で、全国のお酒や野菜等を魚沼市に集めて雪中貯蔵を行い、魚沼市に来れば全国の品物を買うことができる、といったことができたらおもしろい。
- 魚沼市花卉組合が百合の球根の保存に雪冷房を利用し、時期をずらして植えることで長期にわたって出荷をしているように、畑作においてもできないか。
また集落や地域に設置して、地域住民が自由に利用できるようなことができないか。
(2)市内在住の様々な分野の名人・達人をデータベース化して活用する
■文化振興室・・・資料参照
部会員からの意見・質問
- 生活に密着した名人、達人がもっといたほうがよいのでは。例えば漬物名人等。
- 名人や達人を認定するのは、魚沼の地域の伝統や文化を廃れさせないため。そのためには、認定された人達が活躍できる場を作ることが必要。
■生涯学習室
- 現在の認定制度では、高齢な名人や達人しかなれない。それだとなかなか活発に動ける人がいないので、もっと若い名人・達人の発掘や育成をしなければならない。
また市内の文化財としては、国認定が6、県認定が6、市認定が84あり、県指定の中には無形文化財として茅葺職人もいる。
(3)地域ブランドの認証期間の設立
■商工振興室、観光振興室担当者が欠席のため、次回に説明してもらう。
※農政室から、地域ブランドに関係する講演会が、8月5日に小出ボランティアセンターで開催されるので、地域産業部会員に後日案内を送付する旨を連絡した。