第11回教育文化部会

○日時   平成24年4月18日(水)19:00~

○会場   小出庁舎 3階301会議室

○内容

1.経過説明

(1)部会合同会議報告

(2)役員会報告

 

2.寺子屋のテーマの絞込みについて

  • 学校教育は学力を高めると言った点では重要な役割を担っている。しかし、学校では学べない人間教育やしつけと言った部分(学校教育の中にもそういった部分はあるが)を学べる場をつくることが重要。
    それは、各地域の中に建物を建てるという意味ではなく、その地域いる様々な能力を有する人材を活かして、親子若しくは子どもとお年寄り等で参加して学ぶ中で人間教育やしつけ、地域の伝統文化を身に着けることができる場となればと考えている。
  • 地域の中にはそういった資源が点として存在しているが、まだそれらを繋ぐことができていないため今後連携を取っていくことを考えていく必要がある。
  • しつけは本来家庭でされるべきだが、学校へ依存しているところも多く、親も学ばなければいけない部分がある。
  • テーマは魚沼の文化をもとに関連付けていく中で人間教育やしつけと言った部分を学んでいくことが必要。
    やり方としては、教育文化部会が自分たちで企画して一から行うのではなく、地域でやっている活動や行事(里山まつりや森の感謝祭等)に乗る(参加する)方法がある。そのことで、そのイベントも盛り上がるし、部会で考えている寺子屋としての部分も実現するし、お互いが一緒にやることで相乗効果が期待できる。
  • 四季折々の行事を点として繋いでいきそれを基に取り組んでいければ、イベント性もあり、また、歴史性といった点も満たすものとなる。
  • 地域と一緒にやっていくには信頼関係が無ければなかなか難しい。
  • コミ協が中心となって地域にある公民館、PTA、民生委員、婦人会、老人会と協議をすることは可能。その中で、地域の伝統・文化、行事を基に子どもの教育・しつけと言った点でどのような方向性を見出すことができる。
  • 子どもの教育だけではなく、親子一緒に楽しみの中に学ぶ場が必要。
  • 雪国の子どもが、雪と離れる状況が出てきている。例えばスキーに乗れないスキーが嫌いな子どもも出てきている。授業の日だけやってそれ以外の日にはスキーをしない子どもが増えてきている。こういったところにも学校に任せるばかりでなく、地域の力が必要。
  • まちづくり委員会は、テーマを考え、それを実動部隊として動くのではなく、地域で動いている人達と一緒にやっていける仕組みづくりが重要となってくるし、そのことにより実効性も出てくる。
  • テレビやゲームの無い時間は今の子どもにとって大変苦痛であるが、それの不自由さが逆に良い体験となる。三日以上続けてやると効果がある。
    都会の子どもの方が野外体験等やったことがある子どもは多いが、地元の子どものほうがそういった経験が少なくなってきている。

 

3.小正月行事の今後の展開について

  • これまで部会では、具体的に活動を行って来たところであるが、小正月行事最終目的は小正月行事を継承して行くこと。それが1月15日の休日化につながっていくこととなるが、決して休みを作ることが在り気で進めているわけではない。今後、市として取り上げてやっていってもらえるようこの部会として提言していくことで、来年以降の活動につなげていくかどうか考える必要がある。
  • 市民から小正月とはどういうものか分かってもらうための勉強の場を作っていく必要がある。
  • 来年は13日が日曜日。次の取り組みの方法としては、13日にやっているところへ行って一緒に取り組む中で15日にやる意味を伝えていくのかまた、15日にやっているところに行くのかそれぞれの方法がある。どちらにしても継続して行くことが重要。
  • 子どもに対しては15日を休みにすることはやり易い。運動会の代休のように教育委員会や学校長の考え方次第でできるのではないか?現場の教育関係者の人達と意見交換して行く必要がある。
  • お盆は法律で規定された全国的な休みではないのに企業も休みになっていることを考えるとできなくないと思える。
  • 24年度の展開としては、実現に向けて現場との意見交換会をしながら、さらに魚沼の小正月の伝統文化を継承できるような運動をする。最終目標は、1月15日を休日にするところに近づけていくことする。

 

4.その他

  • 第6回魚沼こども元気フェスティバル5月12日(土)の紹介
  • まちづくり委員会の参加者から楽しくないので出てこないという意見が出てきている。南魚沼市では市民まつりを開催し市民をあげて楽しみながら開催している。市民でいろんなものを持ち寄りながら、いろんな団体が一同に会してやれる市全体でのまつりを開催してはどうか?市内で行われているいろいろな祭りや行事を関連付けてやるのも良いのではないか?そんなみんなで楽しみながらやっていくのも良いと考える。次回以降アイディアを出していただければありがたい。