第2回地域産業振興部会

第2回地域産業振興部会 議事録

○日 時   平成24年8月22日(水) 19:30~21:00

○会 場   小出庁舎 3階 302会議室

○内 容

1.会議報告事項

7/6役員会、7/24運営委員会、7/31まちづくり協働推進会議について部会長より報告

 

2.活動計画について

<提出された提案書> ※提案者より説明

  • 中山間地域の活性化に女性の力を
  • 総合ビジターセンターかたっくりの活用
  • 日本一おいしい魚沼のイメージ作りへの取り組み
    -経木(間伐材利用)を活用した魚沼名産づくり-
  • 只見線、視察研修
  • 山の再生
  • 菜の花色のバスは夢を乗せて走る

 

<委員からの意見等>

  • 地域産業部会では、今年6月までの2年間は、「農業、観光、食品加工」を切り口として取り組んできた。今後のまちづくり委員会の進め方ということで、2ヶ月に1度合同部会が計画されている。各部会の取り組みとしては、今までのようにテーマをひとつに決めて進んでいこうという話ではなく、部会員から提案があったものに対して「この指とまれ方式」ということで、賛成する人達が集まって取り組んでやってみたらどうかという提案があった。ただ、いくつかの問題点がある。地域産業振興部会の人数は23人いるわけだが、実際に会議に参加する人数としては毎回10人程度しかいない。他の部会も似たような状況にある中で、提案があったものについて全てやっていけるのかというと、現実的には難しい。また、効果が上がるものについては、あまり心配をせずやったらどうかという話もあるが、まちづくり委員会という一つの組織として取り組むということであるので、やはりどこかで集約をしていく必要もあるのではないかという意見もある。この指とまれ方式だから二人でも三人でも提案したもの全て良しという話ではなく、部会を開いても10人程度しか集まることが出来ない組織だということを前提に考えたときに、提案について、取り組みの難易度を測ること、やることによって得られる効果を計ること、そのことによって優先順位をつけて、いくつかのことを取り上げていくというような方法が良いのではないか。今回も極めて良い提案が出されているので、それを含めて今までやってきた「農業、観光、食品加工」への取り組みも含めた中で、一緒にできることもあると思う。
  • まちづくり委員会という組織からすれば、地域産業の部分と地域振興の部分が兼ね備えられているということであるので、市全体のことを考えながら、今回あった提案等も含めた中で進めていけたらよい。
  • 提案があったものを全部やるとなると、やはり厳しいと思うのでテーマを絞ったほうが良い。提案内容を見ると自然・資源を使ったものが多いので、そういったところでコンセプトを作って形にしていったらどうか。
  • 2年間というスパンで物事を考えたとき、最終的な目標をきちんと設定して、その部分に対してテーマを決めてやっていくというような形をとらないと、毎回集まって議論をしていっても形になっていかないのではないか。
  • 核になる人達がとにかく一歩前に出て進んでやってみる、そういったことから形作られていくと思う。自然環境を活かした地域をもっと推し進めるには雪が一番ではないか。まちづくり委員会の提言の中にも、雪室を活用した商品開発という項目があったので、そこを一番先に据えて進めて行ったらよいのではないか。
  • 市が行う事業に対して、「同じことをやるのであればこういったやり方もある」といったような提言方法はどうか。
  • こういった集まりの中で出た話から何かが始まって、それを行政が後押しできるような体制が出来れば一番望ましいような気がする。提案の中には比較的簡単に取り組めそうなものもあるので、出来るところから取り組んでいってはどうか。
  • ある程度部会の合意のもとにテーマを絞って進めていく方向がよい。昨年までやってきた雪、食品等を含めながら更なる発展を目指して取り組んでいくのもひとつの方法だと思う。昨年、県内数箇所の雪室見学をしてきたが、その中でも活用方法等について色々な意見があったので、見学を通して何を感じ、どういった使い方があるか等を引き続き検討していったらどうか。
  • 我々が捉えようとしている産業というと、東京へ出荷し年間何トンの販売量だとかいうことにとらわれがちだが、例えば観光客、帰省客が魚沼へ来たときに買ってもらう程度のものでも十分産業だと思うので、そういったことも目指すべきである。
  • 商工会連絡協議会の会議で、魚沼版のカタログギフトを作って冠婚葬祭等に利用してもらうことで、魚沼の特産品を売り出してはどうかといった提案がなされていた。そういう取り組みを地域産業振興部会として立ち上げるのか、それとも一緒にやらせてほしいといって色々なアイディアを提案するのか、いずれにしろそんな方向で考えてみたらどうか。
  • どのようなまちづくりをしていくか構想を立てる。そして提案があった中から実行性、効果、誰をターゲットにするのか、どういう費用がどう流れていくのか等を検討しながら形作っていく。
  • 地域の人が自分たちの地域をどうするか考えた中で、皆がアイディアを出して取り組むことで良い方向へ進むのであって、第三者のみで議論してもなかなか進まない部分もある。コミュニティ協議会も立ち上がっているので、そういった中で地域の活性化、施策等について話し合ってもらい、まちづくり委員会としてはそういった取り組みに対して提案、サポートできればよいのではないか。