第6回地域産業振興部会

第6回地域産業振興部会 議事録

○日 時   平成25年1月15日(火) 19:30~21:00
○会 場   小出庁舎 3階 302会議室
○内 容

1.会議報告事項

1/15役員会について部会長より報告

 

2.提案事項について検討

(1)「“魚沼”食のモニター制度(ボランティア)の創設」

 <委員からの意見等>

  • スイーツと蕎麦や漬物では売り出す対象が違ってくるが、満遍なく広く募集をかけてするのか、それとも商品によって年代や性別を絞るのか。絞った場合はかなりの人数を集める必要がある。
  • 前にも話が出たが、具体的な年代や性別に絞った場合は、相当数のモニターが必要になる気がする。
  • まずは、事業者の方からこれをやってもらいたいというものが出てくるのかどうか。モニターを集めたが、この制度を活用したいという事業者が出てこない可能性もある。
  • 事業者には、この制度はすごくメリットがあると思う。モニターになる人も時間と都合さえ合えばおもしろいと思うのではないか。
  • まずはまちづくり委員会の委員に声をかけてやってみてはどうか。
  • モニターは集まりやすいと思われるが、事業者が集まるかどうか心配。自分の商品を評価されるのは怖い部分もあると思うので、もう少し事業者のメリットがあれば良いと思う。
  • モニターは自主的で行うものではない。そうなってくると、新商品を開発したい、既存の商品を改良したいというやる気を持った事業者がどれだけいるか。市内市外対象として商品を開発していくということは大事だと思う。そういった中でモニターという部分が係わってくるような気がする。
  • 生物のような食品をモニターへ個々に届けるというのは経費がかかるし、食品衛生上の問題もあるのでなかなか難しいので、試食会場等へ来ていただくような形が良いと思う。
  • 味はもちろん大事な事であるが、人を引き付けるようなパッケージデザインも重要だと思うので、デザインを学んでいる学生などと連携できれば良いと思う。
  • 消費者の声を聞きたいという部分では、このモニター制度はとても良いと思う。事業者にどれだけこの制度を活用してもらえるかどうかが鍵である。
  • モニターについてはこの制度の趣旨をしっかりと理解していただいた上で登録をしてもらう必要がある。
  • 魚沼のお土産というと一般的には米、酒で重たいものが多く、使い勝手があまりよくない。魚沼土産として新商品を開発してみてはどうか。例えばお菓子なら複数のお菓子屋さんに対してどんなものが良いのかというようなことを提案しながら作り上げていくというような方法で進めて行ってはどうか。
    何年か前に、県が米粉を普及させようということで、この地域の4,5社のお菓子屋さんに集まっていただいて、色々な意見を出してもらったり、試作品を作ってもらったりしたことがあった。魚沼土産として成り立つようなものはどんなものがあるのか?例えば「米粉を利用したスイーツの開発」といったように、何かきっかけのようなものがあった方が取り組みやすいのではないか。
  •  蕎麦や漬物、郷土料理といったものとスイーツとでは、ターゲットが全く違うと思うので、それぞれの商品によってモニターを絞る必要がある。
  • 制度を活用したいという事業者が集まるか心配という意見が多いが、事業者が他の会場に出向いていくというのは、手間がかかったりするので、まずは、まちづくり委員会のメンバー3,4人がモニターとして、そこのお店へ出向くという方法でも良いのではないか。
  • まずはやってみないことにはわからないということであれば、事業者とモニターが一緒になって、魚沼土産となるような新商品を一緒に作り上げていくというような方法であれば、比較的取り組みやすいと思う。
  • 事業者は商品に対する消費者の感想を聞きたいと思っている。自分の商品に対して自信を持って販売しているが、消費者がどう思うか気になると思う。

  

※次回は、既存商品の改良を前提とした中で、事業者へのアプローチ等について引き続き検討する。

 

(2)「日本一おいしい魚沼のイメージ作りへの取組み
― 経木(間伐材利用)を活用した魚沼名産づくり ―」

<提案者より>

経木と食を繋げることが、簡単にはいかない部分が見えてきた中で、少し食と切り離して考えた方が良いのではと感じてきているので、インテリアや家具などへの間伐材利用ということで仕切り直しをしたい。

 

<委員からの意見等>

  • 旅館等の朝食で、間伐材で作った器を利用してみてはどうか。例えば寿司台のようなものにおにぎりを乗せる。
    そして、その器はお土産として持ち帰ってもらえば、継続的な間伐材利用に繋がると思う。
  • これからは自然の物を活かす方向へ進んでいくと思うので、食への利用については、今後も継続して研究していった方が良いと思う。
  • 学校給食の食器に間伐材を利用できないだろうか。
  • 今は色々なところで間接照明がかなり利用されているので、経木だけで売るのではなく、電球などとセットで売り出してはどうか。
  • 美術系の大学生に、間伐材を提供して自由に何かを作ってもらったらどうか。大人が想像しないような色々なアイディアを出してくる可能性が大いにあるので、共同で取り組めたら良いと思う。
  • 間伐材(未利用資源)は1年間に相当量出る。それを有効利用する一番の方法としては、薪や炭であるが、現在はほんの一部しか利用できていない。搬出にかなりの費用がかかるので、切っても現地に置きっぱなしになっている。

 

次回の会議日程

第3回市民会議 2月3日(日) 14:00~ 小出郷文化会館小ホール
部  会    未定