第2回福祉健康部会
第2回福祉健康部会 議事録
○日 時 平成24年9月26日(水) 19:00~21:00
○会 場 小出庁舎 3階 302会議室
○内 容
1.会議報告事項
8/29部会合同会議、9/5役員会、9/19運営委員会、9/25役員会について部会長より報告
2.提案書について
<提出された提案書> ※提案者より説明
- まちづくりの要 地域通貨創設の研究協議会設立への提案
- 魚沼心の駅
- 自分達の老後は自分達で守ろう
- 100歳まで健康で自分らしい生活を送ります
- 高齢者と協働しての地域づくり
<委員からの意見等>
- 健康は病院とうまく付き合いながら自分で作っていかなければならない。老化を受け止めつつも自分で出来ることは自分でやっていけるようになれたら良い。
- 大人になってからではなく、幼少期の頃から体力づくりや健康づくりのプランを立てて、市全体で取り組めたらよい。幼児の頃は身体を動かすことの楽しさを知る、小中学生であれば成長に合わせた運動で体力をつける、高校では自分が一生付き合っていけるスポーツを見つける、成人になってからは自分の体力に応じた趣味や楽しみでスポーツをしていく、そういう中で健康を維持できれば良いと思う。
- 市報に健康に関する折込みを入れたい。人口構成、健康保険料の収支、医療費の収支などの数値的データも取り入れた中で、市民の皆さんに健康であることの大切さを認識してもらえるような形で出してみてはどうか。
- 核家族化に伴い高齢者世帯が増加している。中でも単身世帯が増えているが、そういう人に限ってなかなか外に出たがらない。外との繋がりを深めていくことが求められているのではないかと思っている。高齢者が気軽に集まれる場所が必要である。自分の地域では、曜日も決めて定期的にやっているが、出てくるメンバーはほとんど一緒である。
- 健康づくりや体力づくりに取り組んで医療費の削減に成功している県もある。そういうことをやらなければならないことは事実であるし、取り組むことで一定の成果も出ると思う。しかし、中には若い頃から運動を続けて来た人でも病気から逃げられない人もいる。健康づくりに対する取り組みも大切だが、病院や医療制度についてもきちんと整備をしてもらいたい。
- 団塊の世代といわれる人達が65歳に達したこともあり、高齢者が急速に増加している。そういった人達が、行政に頼ることなく、自らの力でグループホームのような形を作り上げ、お互いに助け合い協力しながら、気心知れる仲間と楽しい老後を過ごすことができればよい。そういう体制づくりをしていきたい。
- 今自殺が問題になっているが、自殺者が出ない社会を目指すためにどんなことが出来るのか。小さいことでも良いので取り組んでいきたい。核家族化が進み、親族などの身近な人との心の交流が少なくなっている。色々な人達と交流できる垣根の低いフリースペースがあれば、そこに集まった人達と会話をしていく中で、心の整理がついたり、自分では気がつかなかったことに気づいたりできるかもしれない。気持ちが落ち着く時間と空間があれば、不安がリセットされ、新たな行動がとれるかもしれない。そういう場を提供していきたい。
- 自ら行動を起こせる人を育て上げていくことが大事だと思う。自分の責任で自分のやりたいことをやる、これからはそういう人達が豊かな社会を創って行く原動力になると思う。
- 昔と比べて違うところは、子ども達の逃げる場が少なくなっている。携帯電話を持っていることでどこまでも追いかけられる。昔であれば固定電話しかなかったので、家に帰れば、たとえ電話が来ても親が出ることで逃げ場が出来た。
逃げることは決して悪いことではない。少しでも間を置く時間があれば、そこでリセットすることもできる。子ども達にとって安全で安心できる場を提供できたら良い。 - これから自助、共助というのは必要になってくる。地域コミュニティ協議会が立ち上がり地域の輪が広がった。各地区で取り組んでいることを、コミ協地域内全体に広げた形で地域づくりに取り組んでいきたい。
- 気軽に集まれる場所、友達を作って趣味を活かせる場所を作りたい。遠いと高齢者はなかなか行けないので、できれば地域ごとにそういった場所があれば良い。
- 通貨取引対象物から漏れる全ての公共業務、準公共業務、地域づくりなどに地域通貨制度を導入し、地域経済の活性化、豊かさの向上を図る。今までそういったことに取り組んできた方々がこの地域にもたくさんいると思うので、そういう人達と繋がりながら具体的な形にしていきたい。