新たな協働へ

まちづくり委員会の平成28年総会が6月4日に終了し、今年度の活動計画のテーマは人口減少問題対策としていくことが決定されました。

これは本年4月からスタートした、第二次魚沼市総合計画の最重要課題が人口減少対策とされていることもあり、この問題は生活・自然環境、地域産業、教育・文化、福祉・健康など全ての分野で関わってくるからです。

市民の関心度の高い市役所新庁舎建設については、市民の意見を基本設計に反映させることを目的に、市がワークショップを行う計画であることから、まちづくり委員会はこのメンバーの一員として協力することとなりました。

また、任期満了の役員改選が行われ、3期6年務めた平井会長に代わり、新しく桑原郁夫さんが就任しました。桑原会長は「各部会を始め、各種団体とつながりを持ち、委員会の活動を活発化させたい。」と抱負を語りました。

10日には早速「まちづくり協働推進会議」が開催されました。この会議は、市民主体のまちづくりを推進し、誇りある地域社会の実現を図ることを目的とする「魚沼市まちづくり基本条例」を実効あるものとするために、まちづくり委員会と行政による協働のまちづくりの推進体制を整えることを目的としているもので、約4年ぶりに開催されました。

まちづくり委員会からは新旧の会長、副会長、4部会の部会長、副部会長が出席し、市からは市長、副市長、教育長始め、庁議メンバーが全員参加しました。

前年度施行された、改正まちづくり基本条例の中身の確認と互いの共有作業から始まり、まちづくり委員会の設立から今までの経過と成果についても確認されました。

本題は「昨今における市民の協働意識と今後の市民協働のあり方について」というものでしたが、お互いの思うところや市の重点施策について意見交換が行われました。

よりよいまちづくりを進めるためには、まちづくり委員会は行政との密接な連携と情報の共有が不可欠ですし、住民参画の先鋭として、市民に対して住民自治のあるべき姿を示していく「意識啓発」の役割が今後は益々求められていくと思います。

皆さん、どうぞまちづくり委員会の活動にご参加下さい!